みなさん、鍾乳洞はお好きですか?
鍾乳洞は地球の太古の歴史を感じたり、ロマンや神秘的な空間が広がります。そこは子供から大人まで、その魅力に圧倒されると聞きます。
そんな場所は、今では観光スポットとして誰でも見学することができるようになりました。そう、入場券を払うだけで!
良い世の中になったものです。

ということで、日本トップクラスの神秘さを持った岩手県の龍泉洞に潜入してきました!


概要

場所は岩手県岩泉町にあり、地底湖を見るために多くの観光客が訪れている場所です。日本三大鍾乳洞の一つとされ、また洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。鍾乳洞の中はしっかりと整備されているため誰でも楽しめるようになっています。また、地底湖はドラゴンブルーに輝く美しさで、訪れた人々を魅了していきます。

ちなみにここで湧き出る水は岩泉町内の水道水や、販売されているミネラルウォーターになっています。2023年に開催されたG7サミットでは、龍泉洞の炭酸水が提供されたとのことです。

立地

⚫︎公共交通機関
東北新幹線盛岡駅→バス
三陸鉄道岩泉小本駅→バス
⚫︎車
三陸自動車道 岩泉龍泉洞IC→455号線(太平洋側)
東北自動車道 盛岡IC→455号線(内陸側)

〜個人的な所感〜
私は車で、三陸自動車道の岩泉龍泉洞ICで降りて向かいました。途中に道の駅があり休憩がしやすいルートでした。公共交通機関のアクセスは、決して良いとは言えないのが感想です。
バスや電車の本数を考えると自家用車又は、レンタカーやカーシェアを利用して訪問することをお勧めする場所です。


実際に訪問してきて

率直に感想を述べると、息を呑むような幻想さと美しさが広がっていました。
地球や自然と比べたら、自分はなんて小さい存在なんだと感じさせられました。
文章では伝えきれないので、撮影した写真をご覧いただきたいです。

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第一地底湖
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第三地底湖

ドラゴンブルーの非常に美しい色をしていました。
是非皆さんも、美しい地底湖が織りなす幻想さを、実際に足を運んで見てみて下さい!


龍泉洞に潜入!

では、龍泉洞を順を追って巡っていきたいと思います。
見学の所要時間は巡るルートによって多少の誤差はありますが、一番長くて40分ほどが目安です。時間に余裕を持って観光することをおすすめします。

住所
〒027-0501 岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉神成1番地1

駐車場

第一から第三駐車場までと新洞科学館前駐車場があり(計447台)、龍泉洞から一番近いのは第二駐車場(70台)になるため間違えないよう気をつけて下さい。繁忙期はすぐに満車になりそうです。

入洞発券機

龍泉洞観光センターにチケット売り場があります。
後ろには鍾乳洞の入り口があるためわかりやすいです。

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無人券売機と有人券売機がある
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現金払い・クレカ・電子マネーが使えるため安心して購入できる

入洞

入口に入ると、いきなりエアーカーテンの洗礼を受けることになります。
それが半袖で来てしまった私の肌に直撃!一気に鳥肌がたちました(笑)
そう、洞内は10℃前後のため寒いのが苦手な方は、必ず羽織るものをお持ちすることをおすすめします。

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入口
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注意書き看板

洞内

洞内は基本暗く、照明は足元のみが多いです。
また、洞内の床は濡れていて、滑りやすいので注意が必要です!

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百間廊下
壁と壁の間を潜り抜けていく

洞内では温度計が各所にあります。

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気温10.1℃
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月宮殿

この広い空間は、洞内の鍾乳石が月の世界を思わせることから名付けられました。平成23年にLED照明に改修したことで、光の変化が醸し出す幻想的な雰囲気を楽しめます。

この月宮殿は洞内の中ではひらけている方で、これが自然的にできているのだとすると驚きを隠せないです。

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この奥にも地底湖が続いていて水深98mは流石に怖すぎた
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iPhone13で撮影した第三地底湖
意外と撮れてる。さすがApple

第三地底湖まで来ると折り返し地点になります。
観光できるところの一番奥になります。
ここから階段を登り三原峠にチャレンジするか、来た道を戻るか選択できます。体力に自信のある人は、是非三原峠にチャレンジしてみましょう!

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階段は濡れているので注意!
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上から見た感じ
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上まで登ると気温が上がる、呼吸も上がる
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階段は緩やかなところもあれば急なところもある
慎重に歩こう!
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第一地底湖展望台

第一地底湖展望台からはご覧の通り、第一地底湖を上から見ることができます。

三原峠を下ると、先ほどの月宮殿付近に降りて来られます。
その先は、来た道を戻れば出口に出られます。


感想

洞内は要所に安全対策や監視カメラの設置があり、安心して回ることができました。洞窟は虫がいたりすることがありますが、見る限り確認はできませんでした。

道中、高さや水の底を考えて怖いと感じることはありましたが、それより幻想的な美しさの方が勝ったので龍泉洞のもつ魅力に気づけたと思います!
近くに来た時はぜひ足を運んでみてくださいね!


おまけ

道の駅いわいずみ

三陸自動車道(国道45号線、太平洋側)から訪れると途中にある道の駅です。
ここでは岩泉の特産品を購入できたり、レストランがあるため食事も可能です。レストランで「鉄板カツカレー定食」をいただきました!
カレーを鉄板でいただくのは初めてでした。
とてもジューシーでおいしかったです!

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鉄板カツカレー定食(1,050円)

他にもいろんなメニューがあったので、お腹が空いている方にはお勧めなレストランです。

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岩泉ヨーグルト様ののむヨーグルト

味がとても濃厚で、味わい深くとても美味しかったです!
飲むヨーグルトがお好きな方には、とてもお勧めです。

龍泉新洞科学館

龍泉洞から歩いて2〜3分の距離にあるこちらの科学館は、中は龍泉洞と同じく洞穴になっています。
そこに資料などを展示しており、洞窟をそのまま科学館とした、世界で初めての自然洞穴科学館だそうです。
龍泉洞と龍泉新洞科学館は、共通料金なのでお時間ある方は訪問してみてはいかがでしょうか?