昔写真で見て、一度は行ってみたいと思っていた大内宿。
会津若松市街から少し遠いので、行けないのではないかと思っていたのですが、行くことができました。

大内宿は、会津若松市から、30キロ南に行ったところにあります。

江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄え、現在も江戸時代の面影をそのままに、茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並んでいます。

しかし大内宿に向かう途中の道路の両側にも、トタンが被さってはいましたが、茅葺き屋根の家が多く建ち

古くからの街道なのだなあ…
その道を走るだけで、歴史の残る景観が好きな私は、ワクワクしてしまいました。

大内宿に着く頃、あんなに晴れていた空に、黒い雲が立ち込め始めました。

14時から雨の予報が出ていたので、郡山までは傘を持ってきていたのですが、郡山であんなに天気が良かったので、傘を郡山に置いてきてしまいました。

今にも雨が降りそうな天気の中、大内宿に到着。
胸が高鳴ります。

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この道は、古くからの街道なのか…

ここだけみたら普通の道に見えますが、その先に進むと…

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さらに進むと

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古い街並みが見えてきた。

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大内宿の建物群は、昭和56年に国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されたとのことですが、驚くことに、この景観を引き継ぐために店舗兼住居として、今もなお普通に生活しているというのです。
観光地ではなく、住居地であることは非常に驚きでした。

また、この宿場の景観を未来の子供たちに引き継いで行くために、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り景観保存と伝統的な屋根葺きの技術習得、継承に全員で取り組んでいるとのことです。
すごいなあ…

このように、保存される住居に住むということは、ほんとうに大変だと思います。
どんなに寒くても、現代の一軒家のような設備に整えることは難しいし、どこか壊れたりしても、まずは許可を取るところから始め、簡単に治すことができないなど、何かと制限があるそうです。
そういった中でも、ちゃんと住み続けているところが素晴らしいと思いました。

それにしても見事な茅葺き屋根の街並み。
こんな街並みが残っているなんて、驚きです!

日本昔ばなしの世界に来たようです。

一番奥の高台から見る景色が素晴らしいというので、行ってみました。

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ここですかあ?
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かなり急な階段

上には、観音様

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さて、こちらからの風景が〜?

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うわぁ!

思わず声を上げたくなるような景色です。
まるでタイムスリップしたみたい‼️

しばし眺めたり、写真を撮ったりして下ります。

これらの家は、ほとんどがお土産屋さんや、食事処(主に蕎麦屋さん)になっています。

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こんな可愛いお人形を売っているお店もあります。

お昼もだいぶ過ぎていたので、ここでお昼を食べることにしました。

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ここで食べよう♪
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歴史がありそうな建物です。

ここにきたら、食べなきゃ行けないのが、
大内宿名物ネギそば。
添えられたネギを箸代わりに、ネギ一本で食べるそばです。
ここ玉屋では、祝言そばと言われています。

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最初に全体をかき混ぜ、お椀を口元へ持っていき、ネギを使って啜るのが一番食べやすい食べ方とのことです。
また薬味としても、ネギを一緒に食べることができます。

そのままだとちょっと辛みを感じますが、蕎麦つゆに漬けていた部分は甘味が出て、実に美味しいです。
蕎麦を食べ、ネギを食べ、蕎麦を食べ、ネギを食べ…
まだ蕎麦が残っているのに、もうネギを持って蕎麦を啜れない長さになってしまった。

仕方なしに、ネギを汁にぶっ込んで、箸で最後まで食べました。

ネギもそばも、本当に美味しかったです。

席の横には、古そうな屏風が広げて壁のように置いてありました。

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立派な神棚

さて、お店を出ると、外は雨が降っていました。
いや、みぞれ…

どうりで寒いわけだ、と思ったら、みるみるうちに雪になっていました。

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みぞれかな?
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いや、雪だ!
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雪、見えますか?

まさか雨じゃなく、雪が降るなんて思ってもいなかったです。
始めはあんまり暖かかったから、上着を脱いでしまっていました。

初雪だったみたいです…

しかしせっかくきたので、寒さに震えながらも、お土産を選びます。

自分にも、こんな可愛いマスコットを買いました。

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大きさは6センチほど。
車につけておこうかな。

それから、又ガチャの誘惑。

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これなーんだ!

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キュートなヒップです。

組み立てると…

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可愛い水色べこ。

会津といえば、赤べこ。
赤べこ買おうか迷ったけど、それなりの値段がします。
それで、こんなガチャ見つけてやってみました。

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こんなに種類がありめす。

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やっぱり赤べこが欲しかったな、
桜べこも可愛いな、と思っていたけど…

そんなこと言ったら、この水色べこがちょっと可哀想。
縁あって私の元に来たのだから…

まあ、水色も、幸運色だから…
それに、すべすべとした触感がとても気持ちが良くて、なんだかずっと触っていたいです。

急に愛おしくなって、
あおべえ
と名付けました。
体の水の模様は、猪苗代湖に違いないです。
これからも、この日の思い出と共に、大事にしよう、と思いました。

ちなみに娘は

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いやー黄色もめっちゃかわいいな。笑

さてその後は、見たら必ず食べたくなる団子を発見しました!
というか、行く時に見かけて、帰りに絶対食べようと思っていた団子を、しっかり買って食べました。

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やっぱり美味しい。
団子大好き💕

その後は、茅葺き屋根の湯野上温泉駅に寄って、しばし足湯に浸かって、この地を後にしました。

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実は、途中芦ノ牧温泉の横を通りました。

後日、そこ芦ノ牧温泉の大川荘という旅館が、鬼滅の刃に出てくる無限城にそっくりだと話題になっていると聞きました。(モデルとなっているという公式情報はありません)

写真を見て、このホテル見たかも…
と思いました。
そうと知っていたら、もうちょっとちゃんと見るんだったけどなあ…
まあ、中に入ってみないと、実感はできなかったのだろうけれど。

長くなりましたが、南会津はここまでです。
この後この日最後に、会津鶴ヶ城に行きました。続きは次回の記事にしたいと思います。